語彙力を鍛えたい!ボキャブラリーを増やしたい!
そう思った時に、どうすればいいかがなかなか分からないものですよね。語彙力をつけるためには?そもそも語彙力って何?そんなことをまとめてみました。
「語彙力」「ボキャブラリー」に興味がある人の参考になれば幸いです!
語彙力ってなに?
語彙力って調べると出るのはこんな感じ。
・単語の知識と、それを使いこなす能力
でも実際「語彙力が必要」なシーンって、単語の知識量よりも言葉を使いこなす力を求められることが多いです。物事を説明する時なんかに必要なのは、単語の知識よりも、わかりやすい言葉を吟味して使う力ですよね。
なので、現実で求められる語彙力=言葉を使いこなす力=言葉での表現力、って解釈が正しいかなーと思っています。
語彙力ある人、ボキャ貧の違いとは
なので語彙力って、言葉での表現力だと思ってます。
映画を見て、ただ「面白かった」という人と、より深い感想を言える人の違いみたいな。
料理を食べて「美味しかった」しか言えない人と、味・香り・見た目などたくさん語れる人の違いみたいな感じ。
ってなると、語彙力高いマンになるためには言葉の力だけでなく、「一つの経験からより深い感想を持てる力」が必要になってきます。観察力とか洞察力ってやつ。
語彙力がある人は
・観察力が高いので、一つの経験から多くの情報を得る
→多くの情報を持っているので、それを伝えるために多くの言葉を使う
→語彙力高いマン認定される
逆にボキャ貧と呼ばれる人は
・観察力が低い。一つの経験から得られる情報が少ない
→伝えることがないので、使う言葉も少ない
→体験に関する感想も一言「面白かった」「おいしかった」など。
読書をすると語彙力が増える?
これまでの話の通り、語彙力高い人は「観察力をベースにした言語表現力」が高いということ。
んで、その観察力・表現力を上げるために、読書はとても向いています。
例えばビジネス書・実用書・自己啓発本を読めば、一つの物事をいろいろな角度から見れるようになります。
逆に小説は、一つのものごとを見るときの解像度を高めてくれる。想像力・行間を読む力を養ってくれます。
本をたくさん読めば「観察力(多面的に見る力・精密に見る力)」が養われます。そして単純に単語の知識・表現力も身につきます。
読書は語彙力を上げるための根本治療をしてくれるので、非常に有益。
ちなみに、語彙力アップのために、「辞書を読もう」なんて言ってる記事見るけど、あまり意味ないです。辞書読んだところで、観察力が上がらないようではその語彙を使う機会もないですよね。語彙力上げるって時に、辞書を読む・単語を覚えるというのは近道のようでいて遠回り。
語彙力を増やす、手っ取り早い方法
読書は語彙力を上げるのに有益です。でも、時間がかかります。たくさん読み続けて、少しずつ観察力・表現力が身についていきます。
では、手っ取り早く語彙力を上げる方法はないのか…?
あります。
語彙力、表現力を上げるのは近道は「人の言葉を借りること」。語彙力豊富な人の言葉を借りるのです。これ個人的に超おすすめ。
例えば、映画の感想を語るとき、その映画を深く考察している人の表現を借ります。
自分の感想では「面白かった」しか出なくても、他の人は「あのシーン、あのキャラクターの〇〇って発言が△△的で〜〜(長文)」とか熱く語っていたり。そして誰かと感想を語るとき、その他人の感想を使ってみましょう。
そうやって借りているうちに、どんどん表現力も観察力も養われていきます。他人と語りたくなるような、自分の好きなコンテンツでそれをやると、語彙力がメキメキ伸びていきます。
まとめ
言葉ってのは何かを伝えるツールなので、必要なコミュニケーションが取れていれば、それ以上に能力を伸ばすのって難しいもの。
それでもボキャブラリーを増やそうとするなら、観察力を高めて発信したい情報を蓄えること、表現力の高い人から学びながら自分でも発信し続けることが大事です。